イヤな人。
いるよねぇ…。
ちょっと考えただけで、一人、二人、三人…五人ぐらいは思い浮かぶな。
でも最近思うのだ。
彼ら、彼女らは本当にイヤな人なのか?って。
説明しよう。
いくらなんでも、イヤなことをしすぎではないか?
イヤな人って、機嫌の波が激しい上に平気で人に八つ当たりしてきたり、何にでも批判的だったり、やたらと説教くさかったり、知ったかぶりばっかりしてきたり、いっつも上から目線だったり、ちょっとしたことをしつこくバカにしてきたり…と、まぁそういうことをしてくるわけよ。
そんなんだから、彼ら、彼女らからは徐々に人が離れていく。
みんなイヤなんだろうね。
なのに彼ら、彼女らは、人に嫌われる言動をし続ける。
よくよく見てると、別に人に嫌われたそうなわけではなく、むしろ人懐っこいところさえあるのに、嫌われそうなことをしている。
だれかが意を決して「そういうことはするな!」と言っても、彼ら、彼女らはあまり変わらない。
変わったとしても、すぐ元に戻ってしまう。
ここに至って気づいた。
イヤな人って、コミュニケーションが苦手なのではないか?
彼ら、彼女らはイヤな人と言うより、単にコミュニケーションが苦手なだけなのではないだろうか?
本当は人と仲良くしたい。
だから、彼ら、彼女なりに人と距離を縮めようとしてがんばって話しているのに、コミュニケーションが苦手すぎて逆効果になってしまっている。
当たり前だけど、だれでも得意不得意あってさ。
運動とか、音楽とかはわかりやすい。
運動神経が良ければ、だれが教えたわけでもないのに、いきなりバク転とかできちゃう。
でも、運動神経が鈍い人はバク転なんてすぐにはできないし、オレなんていくら練習してもできる気がしない。
音楽もそう。
何もしてないのに、歌手並みに歌が上手い人がいれば、どんなに練習しても音が合わないとか、リズムがずれる人もいる。
コミュニケーションも実は同じでさ。
コミュニケーションが苦手な人がいるんだよ。
そして、どんなにがんばっても、なかなか上手く話せない。
こういうとなんだけど、音が合わせられない人にはそもそも正しい音がわからないように、何を言えば好かれるか、何を言うと嫌われるのかがわからないんだと思う。
そう思うと、イヤな人にもまぁそこまでストレスを感じずに済むというかね。
まぁしょうがないというかね。
しかしオレも、年とともに多少は大人になってきた感じがするわ。笑
あ、そうそう、オレ、ビジネス書とか自己啓発書とかすごい好きで、もう何千冊ぐらいの勢いで読んでるんだけど、人に好かれるコミュニケーションが学びたいなら、「人を動かす」は必読!
この本に、何を話すと人に好かれて、逆に何を話すと人に嫌われるかのすべてが書かれていると思うよ!
ちょっと古い本だけど、オススメ。
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