持論

【成功しようとしている人が成功できない理由】自分が変なことを自覚しよう

普通じゃない

WEBサービス(以下、WEBサ)で一発当てて、会社辞めようと思って早3年。
その前から、副業で儲けて会社辞めようと思い続けて早10年。

未だ会社を辞められずにいる。
もう何年も、早朝から起きてがんばって副業しているにも関わらず。

そこまでがんばると、成功する方法はわからないけど、失敗する理由ならわかってくる。

がんばれる時点で感覚がズレている

がんばって副業していて思う。

こんなにがんばれる人は、そうはいない。
少なくとも、オレは自分以外には知らない。

別に自慢したいのではない。
ただの事実だし、がんばっても成功していないので全く自慢ではなく、むしろ恥ずかしい話だ。

副業するだけでもそうはいない。
せいぜいが、ちょっと投資でもするぐらいだ。

仮にやっても続かない。
ブログにせよ、YouTubeにせよ、途中でやめてしまう。

だがオレはやってしまう。
世の中の大半の副業はやったし、ブログとWEBサは今でも続けている。

何が言いたいかって、こんなにがんばれる時点で、オレは普通ではないってことなんだよね。

意識が高い利用者を想定してしまう

オレは意識だけは高い。
なので、ついついみんなも意識が高いと思ってしまうところがある。

例えば、「KONKATSU WORLD」という婚活の口コミサイトを作ったとき、オレはこの婚活パーティーが良いとか悪いとかさまざまな意見が集まり、婚活している人の参考になるサイトになるだろうと期待していた。

…が、ふたを開けてみたら、ネガティブな投稿だらけ。

「ロクな男がいない」「スタッフの対応が悪い」「料理がマズイ」「男女比がひどい」「キャンセルになった」「結婚詐欺師にあった」などなど、罵詈雑言の嵐。
あげく、いくつかの婚活関連の業者さんからは「削除しないと訴えるぞ!」と脅される始末。

もう一つ、「のろけちょー」というノロケ話が投稿できるサイトを作ったときは、「世の中、恋愛や結婚に対する暗い話が多すぎる!もっと明るくいこうぜ!」という希望があった。

…が、PVが伸びない。
もうぜんぜん伸びない。

せっかく作ったのに、これじゃぁ儲からない。

いずれにせよ、オレの感覚が普通ではなかったことが問題なのだ。

「KONKATSU WORLD」には、もっとみんな客観的な口コミを投稿してくれるかと思っていた。
だが、ネットの書き込みなどネガティブなもののほうが多く、特に婚活のように大変なものほどそうなるのだ。

「のろけちょー」はもっと読まれると思っていた。
だが、人ののろけ話など読みたくない人が大半なのだ。

いざこうして書いてみると、こうなるのは当たり前だった気もするのだが、やるまで気づかなかった。
自分の意識が高いので、ついつい意識が高い利用者を想定してしまっていたのだ。

成功しようと思って本当に行動している時点で、普通ではない

ここに至って思う。

オレは成功しようと思って行動できてる時点で、普通ではない。
なので、オレは自分の感覚を信じてはいけないのだ。

多くの人は「成功したい」とは思うだろうが、本当に行動するかというとしない。
やってもすぐに辞めてしまう。

それが普通なのだ。
本気で思い続け、本気で行動できる時点で、普通ではないのだ。

だが、成功しようと思ったら、自分とは違う普通の人に支持されなければならない。
例外はあるけど、多くの場合はね。

なので、自分の感覚ではなく、世間一般の感覚を知らなければならないのだ。
自分の感覚は排除して、ただただ多くの人がやることを観察して、その理由を推測して、応用しなければならないのだ。

そんなことに、今になってようやく気づいた。
一歩前進だ。

最後にもう一度言っておくけど、オレは自分がすごいと言いたいのではない。

いくらがんばっても、成功していないのだから、何の意味もない。
むしろがんばって疲れる分だけ損していると自分でも思っている。

厄介な性格である。
でも、ここまできたらがんばり続けるしかない。

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