持論

年とともに、生きるのがつらくなくなってきた、ただ一つの理由

ラクになる

若い頃は、生きるだけで大変だった。
でも、年とともにラクになってきた。

理由ははっきりしている。
何事にもそんなに期待してないから、生きるのがラクになったのだ。

詳しく説明しよう。

理想と現実が乖離しているから、つらくなる

なぜ生きるのが大変なのか?
オレは自分の理想と現実が乖離しているからだと思う。

失恋して傷つくのはなぜか?
その恋愛が上手く行くと思っていたからだ。

最初から、「この恋愛は上手く行かないかもしれない」と思っていれば、心の準備ができているので、仮に失恋してもそんなには傷つかない。
「まぁ、仕方ないよね」ぐらいで済む。

何でも同じ。

受験に失敗して落ち込むのは、受かると思っていたからだ。
思い通りの会社に就職できないことを嘆くのは、その会社に入れると思っていたからだ。
上司に怒られて傷つくのは、怒られないと思っていたからだ。

だが人生は自分の思い通りにははならない。
現実は、人間関係は思い通りにならないし、恋愛なんてほとんど上手く行かないし、どんなに努力しても第一志望の学校や会社に入れるかわからない。

最初からそう思っていれば、上手く行かなくてもそれほど落ち込まないで済む。
いやだって、想定の範囲内だからね。

アラフォーになって、ナチュラルに期待しなくなった

理想と現実が乖離しているから傷つく。

このことに気づいたのは、20代のとき。
だが、心の底からそう思えるようになったのは、つい最近だ。

それまではずっと期待していた。
「この人と付き合えるんじゃないか」「もっといい会社があるんじゃないか」「副業で一気に大金を稼げるんじゃないか」ってね。

ところが、上手く行かない。
ぜんぜん、上手く行かない。

気になった相手には、すぐにフラれる。
転職したら、前よりひどい会社に入ってしまう。
副業をいくらしても、小遣い稼ぎ程度にしかならない。

失敗するたびに、落ち込んだ。
「こんなに努力しているのに…」と何度となく思った。

気づいたときには、上手く行かないのが当たり前になっていた。
今では何をするにしても、「まぁそんなに上手くは行かないだろうな」と心の片隅で思っている。

いやね、別にネガティブな感じではないんだよ。
オレにとって「冬は寒い」とかと同じぐらい、人生が思い通りにならないのは当たり前なんだよ。

人生は上手く行かなくて当たり前だから、上手く行かなくても落ち込まない。
そういうことだね。

だがたまには上手く行くのも現実だ

人生はほとんど上手く行かない。
だが、たまには上手く行くのもまた人生だ。

恋愛はほとんど上手く行かなかったけど、最終的にはほぼ理想通りの相手と結婚できた。
仕事は転職して失敗してを繰り返してきたけど、今はホワイト企業で役員にまでなれた。

何にせよ、人生は上手く行かない。
だが諦めずに挑戦し続けていれば、たまには当たる。

別に難しいことではない。
数打ちゃ当たるという、ただそれだけの話だ。

なので今のオレは、人生はそう簡単には上手く行かないと思いつつ、でも続けていれば上手く行くこともあるという思いだけ持ち続けている。

失敗しても傷つかない。
希望だけはある。

人生ラクだね!
年とともにラクになっていくね!

あぁ、楽しい!!!

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