持論

「不幸も悪くない」と思い始めた今日この頃

悪くない

大学生の頃、少しだけファミレスでバイトしたことがあって、今でも覚えてるある出来事があるんだ。

バイトの初日に、店の副店長から言われた。

「働いてもらうとわかると思いますが、お金を稼ぐのは大変なんです。」

それ聞いて、正直こう思った。

「え、そんなのヤダ!」

って。

基本そういう思いで、オレは生きてきたんだよね。

苦労なんて一切したくなかった

「若いうちは苦労したほうがいい」とか、「努力すれば報われる」とか、「我慢を覚えたほうがいい」とか、苦労や努力や我慢に肯定的な意見はある。

でもオレは、苦労も努力も我慢も、一切したくなかった。
いやだって、大変じゃん?

どこかに大変な思いをしなくて済む生き方があると思い、そんな生き方を追い求めて生きてきた。

でも、なかなかそうなれなかった。
残念ながら、今までも大変なことはいっぱいあったし、これかもゼロにするのは難しそうだ。

不幸があるから、幸せがあるのかもしれない

そんな中で、大変な思いをするのも…いうなれば不幸も、そんなに悪くはないと思い始めている。

昨日おとといと、不動産屋行って散々な目に遭って、でも子どもに「パパ、楽しいね」って言われて「今、オレ十分幸せだわ」って思ったって話を書いた。

格付け
家を買おうとしたら、仕事や年収で格付けされてるようで心底イヤになったいいマンションがあったので不動産屋に話を聞きに行ったら、実はそこはおとり物件。そして、その予算では古いか遠いマンションしか買えないと言われ、さらに役員だと住宅ローンの審査がおりにくいとまで言われ…。...
公園の街灯
子どもの「パパ、楽しいね!」に泣けた色々あって落ち込んでいた日に、子どもと公園に行った。夜になってしまったのに、子どもは元気に遊んでいた。一緒に遊んでいたとき、子どもが何気なく言った「パパ、楽しいね」の言葉に、色々込み上げてきた泣けた。...

そういうことって結構あってさ。
なんていうかな、恵まれてると幸せに気づけず、たまに不幸があるおかげで幸せでいられる、ってことがあるんだよ。

オレには仲が良い奥さんがいて、かわいい子どもがいて、それだけで十分幸せなんだよ。

でも、何もなければそれって当たり前のことになっちゃって。
ことさら、「オレ、今幸せだなぁ」とはあんまり思わないんだよ。
(それはそれで考えたほうがいいんだけど、今回はあまり触れないどく。)

たまにイヤなことがあったりすると、「奥さんがいてよかった、子どもがいてよかった」って思える。

なんていうかな、お腹が空くから料理が美味しく感じられるみたいな。
お腹いっぱいでいくら美味しいもの食べても、そんなに美味しくないみたいな。

ちょっと違うけど、まぁそんな感じなんだよね。

不幸もそんなに悪くない。
ということで、幸せなときも不幸なときも、全部ひっくるめてポジティブに生きていこうと思う今日この頃。

なんかもう、異常にポジティブだわ、オレ。笑

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