子育て

子どもの「パパ、楽しいね!」に泣けた

公園の街灯

おとり物件で不動産屋に行き、「その予算では古いか遠いマンションしか買えない」「役員は住宅ローンの審査がおりにくい」と言われ、落ち込んだ日のこと。

格付け
家を買おうとしたら、仕事や年収で格付けされてるようで心底イヤになったいいマンションがあったので不動産屋に話を聞きに行ったら、実はそこはおとり物件。そして、その予算では古いか遠いマンションしか買えないと言われ、さらに役員だと住宅ローンの審査がおりにくいとまで言われ…。...

子どもと公園に行った。

本当は明るいうちに連れて行きたかったんだけど、落ち込んでボーっとしてる間に辺りは暗くなっていた。
公園ついたときには、もう真っ暗。

公園

この公園で、子どもが泣けることをしてくれたんだよ。

真っ暗な公園でも、子どもは元気

日が落ちていたので、公園にはだれもいなかった。

「お兄ちゃん、お姉ちゃん、いないねぇ。」

と、最近メキメキ言葉を覚え始めた子どもが言った。

そう、たまに一緒に遊んでくれる小学生のお兄ちゃん、お姉ちゃんがいるからね。
公園にいると探すんだよ。

「もっと明るいうちにくればよかったね。
ごめんね。」

と、不動産屋の件でまだ落ち込んでいたので、本当に子どもに申し訳なく、謝った。

…でもまぁ、子どもは暗くても気にしない。
真っ暗な中でも遊ぶ、遊ぶ。

何度もすべり台をすべる。
すべって、すべって、すべりまくる。

「パパもやる(やろう)!」
と言われたので、オレもすべる。

子どもは元気だ。
本当に元気だ。

「パパ、楽しいね」に泣けた

すべり台に飽きたようで、今度は馬の遊具に乗った。

なんか、子どもが乗ってゆらせるやつあるじゃない?
あれね。

最初は一人で乗っていたのだが、

「パパも乗る(乗ろう)!」

と後ろに座るように言うので、子どもを抱きかかえるように後ろから乗った。

一緒にゆらゆらしてたら、子どもが言った。

「パパ、楽しいね。」

その瞬間、泣けた。
色々込み上げてきて、泣けた。

不動産屋で色々あって、子どもを公園に連れてくるのも夜になって。
でもそんな中でも、子どもは気にせず楽しそうに遊んでて。

大事なのはこういうことじゃないかと思って。
お金を稼ぐとか、広い家に住むとかは二の次で、子どもと一緒に遊ぶこの時間が幸せなら、それでいいじゃないかって。

「そうだね、楽しいね。」

って半泣きになりながら、答えて。

どこにでもある公園の街灯がやけにキレイに見えた。

公園の街灯

幸せを子どもに教えられた気がした。

子どもが生まれてくれてよかった。
ホントによかった。

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