いやしかし、子育ては大変だ。
本当に大変だ。
家族が一人増えるので、その分…いや子どもは散らかすので、一人分以上に家事が増加。
さらに、ほとんどいつもだれかがかまっていなければならないので、自分の時間がない。
あげく、夜泣きだのオムツからおしっこがもれたなどで、夜中まともに寝ることさえできない…。
時間がない。
本当にない。
あったとしても、「あぁ…疲れたぁ…」とか思ってるうちに終わる。
そんな大変な状況なのだが、子育てはそれほど悪くはないと思っている。
仕事が忙しいと、むなしい
前にいた会社では、仕事が忙しいこともあった。
終電帰りが何日か続いたり、終電で帰ってさらに明け方の3時4時まで家で仕事するようなこともあった。
そういうとき、大体ふとむなしくなる。
「オレ、今何やってんだろう？」
「こんなに仕事して、意味あるのかな？」
なんてね。
なんでだろうねぇ…。
理由は自分でもよくわからないけど、そうなんだよね…。
子育てでむなしくなったことはない
忙しいという意味では、子育ても同じ。
やることが多すぎて、時間がない。
寝る時間すらない。
時間という観点からすると、終電帰りが続いた日々や、明け方まで仕事していたときと同じなんだけど、気持ち的には違う。
子育てがどんなに忙しくでも、むなしさを感じたことはない。
「オレ、今何やってんだろう？」とも、「こんなに子育てして、意味あるのかな？」とも、思ったことがない。
思おうとしても思えない。
子育てがむなしいだなんて、子どもに悪くて思えないというか、そもそもこうして文章にするまで考えもしなかったというか、そんな感じだ。
子育ては本能的なものなのかもしれないね
この違いがどこから来るのか、正直オレにはわからない。
強いて言えば、本能的なものであるような気がする。
大昔の狩り、あるいは農業とかならともかく、パソコンにむかってカチカチしたりする今の仕事が、本能的なものであるとは思えない。
だから、遺伝子レベルで「無意味」とむなしさを感じてしまうのかもしれない。
だが、子育ては大昔からしている。
それこそ、人類が人類になる前からしていただろう。
子育ては本能のなせる行動だから、忙しいとか時間がないとか関係なく、むなしさを感じない。
もう「子育てするべき」と遺伝子レベルで刻み込まれているから。
子育てしてると、そんな気がするのだ。
何が言いたいかと言うと、子育ては大変だけど、仕事とかより個人的には意味があると思えるし、何かこう生きてる感じがするってことだね。
子どもが絶対ほしくないわけじゃなく、もし育てることができるなら、育てたほうがいいと思うよ！
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